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8/16:死に方

人間の人生って、結局死に方だよね。

 

自分が現世に生まれる時に、神様に呼ばれて、「好きな人生を選ぶがよい」と言われたとしましょう。

 

A 幸せに生きて、すてきな家族を持ち、大金持ちにもなった。でも、80才でテロリストに捕えられて惨殺。

B それなりに生きて、それなりに過ごして、平凡だけど不満もなくて、40才で痛みを感じず突然死。

C すごい貧乏、いじめにつぐいじめ、彼女もいない。でも、20才の誕生日に絶世の美女と1週間すごして腹上死。

 

さて、どれを選びますか?何だか、こういう時、死に方で選んじゃいそうじゃないですか?ちなみにボクはBがいいです。その次がAです。何なら。

 

そういうイヤな死に方で思い出すのが、アニメの「対馬丸」なんですよ。本土に疎開しようとした沖縄の民間人1500人を乗せた輸送船対馬丸がアメリカ潜水艦ボーフィンに撃沈され乗員が全滅した史実を、学童疎開の小学生目線で作ったアニメ。昭和の子供の多くに反戦というか嫌戦、もう戦争のことすら考えるのがイヤになる、というトラウマを植え付けた傑作(?)ですよ。

 

今でもトラウマが残っていて、この映画を紹介してる記事を見るだけで涙がポロポロでてきてしまうほどなのだ。とんでもないことしてくれるよなぁ。何しろ見てる人と同じくらいの子供達がもうみるみる、無残に死んでいく。主人公の仲が良かった親友が、目の前で死体になる。撃沈の時に生き残った人たちには漂流と餓死が待ち、何とかかんとか沖縄に帰り着いた人間には箝口令が敷かれ何が起こったのか誰にも言えない。そして最後は沖縄が空襲されて終わり、と言うひたすら地獄絵図しかない物語。

 

なかでもイヤだったのは、筏で漂流する生存者のなかのおばあちゃんが力尽き、筏からずり落ちてサメ(フカ)に食われてしまうシーン。もーこれはきつかった。そらこんな目にあったら、上原正三もウルトラマンで東京破壊しまくるわ。(話それるけど、金城哲夫が対馬丸で脚本かく構想があったんだね。これ興味あるなぁ)

 

昨日は終戦記念日だったけども、昔は巡回上映みたいな感じで、夏になると公民館とかで上映会があった。はだしのゲンはもう恐いってわかってるから映画も避けて通るけど、対馬丸はポスターだけじゃあ、子供にはただのアニメに見えるんだよね。怪談よりはるかに恐い闇だよ。でも、本当の戦争はこんなもんじゃなだろうね。数年に一度、テレビで放映してるけど、金ローも千と千尋やるぐらいなら一回これやったらどうよ。

 

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